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後出しは強いはず

中小企業の場合は、何がなんでも先手必勝などは無いです。

とても多いのは、これは特許がとれている、業界初なんだ等々のお話しで目を輝かせる社長が多いです。
業界初や特許云々で売れる事は無いです(^^ゞ
哀しいかなこれが現実です。

大手でしたら既にブランドや販路、圧倒的な取引先やマーケティング手段があるなら話しは別です。
でも、大手もスグサマ飛びつく事は無いです。
私がかつて法人営業で単身東京都内を業界初なる商品持って日参したけどホウホウの態で退散しました。
目新しいから売れるってのは無いようです。
むしろ熟れきった、完熟の使い古された技術を味付け治したとかの方が大いに売れるようです。

先手必勝は、むしろ最近のガソリン狂想曲がある場合、近所に先駆けて安い値段を英断する事とかでは大いなる必勝を得られるでしょう。
これは決断も大きいですし、リターンも得られるでしょう。
条件が揃った場合の他社に引きずられる事なく決断する事が、先手必勝の妙味といえましょう。

では、後出しはどうなのか?

後出しは強いでしょ(^^ゞ
様子を見て、他社で売れるのを見てから完璧なマーケティングプランを練り粛々と実行すれば、あるいは他社より言いサービス、良い条件出せれば強いですね。

なぜ、このようなお話しをしているのか?

人間分かっていても難しいと言う事です。

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割引併用で基本料が月980円に,ドコモがKDDI対抗プラン開始

 NTTドコモは2008年6月13日,携帯電話の月額基本料を7月1日から値下げすると発表した。
 値下げするのは,新販売方式である「バリュープラン」(関連記事)の最も基本料の安い「タイプSS バリュー」。これまで2100円だった月額使用料を7月1日以降は1957円とする。これにより,「ファミ割MAX50」(関連記事)など1年目から適用できる基本料割引プランと併用した場合,月額基本料は980円となる。タイプSS バリューに付く1050円の無料通信分は,7月1日以降も変わらない。
 基本料の値下げを巡っては,KDDIが割引適用時に月額基本料が980円となるプランを6月10日から開始した。今回のドコモの値下げはその対抗措置と言える。

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良い例です
携帯電話業界のガリバーDoCoMoです。
CIでロゴを変え、CMでは反撃すると発信し、とは言え純減続きでついに50%のシェアを割り込んだDoCoMoです。

この施策見て下さい。
後出しのなのに全然なっていない(^^ゞ
誰も嬉しくない、数字を揃えただけで、難解でお得感のわびしい内容はそのまま。

これが、業界トップの数字が減り続けている超大企業の施策です。
ソフトバンクの1年以上も続く純増一位に後塵を拝し、ようやく出したのがこれです。

ま、大企業はセクショナリズムだの人事の件だの、派閥だのがあってまとまんないのは想像出来るけど、町場の熊さんハッつぁんのような私が見てもため息と失笑が漏れる内容です。
つまり、分かっていても出来ないんです。

ここに大きな教訓がございます。

例え大企業だろうと私のような極零細事業者でも分かっていても出来ない事が多々あると言う事です。

分かっているんだけどな〜

これがクリア出来たら次のステージが待っている事でしょう。


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